yuyu-kankan blog （悠々-閑々 ブログ）

　新温泉町へ来た一番の目的が、この「シワガラの滝」です。洞窟の中の滝で非常に神秘的とのことだったので訪れることにしました。駐車場までの道端にはススキの穂が日光に照らされて美しく輝いていました。

　滝の案内があるところに駐車スペースがあり、２～３台が止められる大きさです。案内標識に「注意、難所があります」と書かれているのを見て一瞬とまどいましたが、三脚を持たずカメラだけ持参して滝に向かいました。滝までの小道には落葉が積もっているため滑りやすく、2ケ所の急なところに鎖と綱が張られていました。　

　この「シワガラの滝」では、行きつくまでの道のりより滝のある洞窟の手前から滝正面までの50ｍほどの距離を苦労したことです。洞窟の入り口まではどうにか靴を履いたままたどり着けたのですが、「シワガラの滝」は洞窟内にあり、滝を観るには洞窟の奥側に入らねばならない。滝は洞窟の入り口側から奥に向けて落ちています。

　この洞窟の入り口から滝を正面から観る奥に入る部分だけは水の中を歩かねばならない。
仕方なく、靴と靴下を脱いで奥に向かったのですが、この水の冷たさに恐れる思いをしました。水温５℃以下(多分10℃位）と思われるほど、その冷たさに耐えかねて３～４秒間に駆け入り、連写して直ぐに戻りました。足は凍りつくような痛さで、直ぐにタオル地のハンカチでマッサージです。

　幸運だったことがあります。カメラに装着したレンズが広角の12-24ｍだったので、洞窟内での滝までの距離が７ｍ位でしたが滝全体を撮影できました。残念だったことは、もっと奥に入り洞窟の入口も入れて撮影すること、シャッター速度を遅くしてきれいな滝に撮影したかったことです。　　
　次回十分な身支度をして訪れ、神秘的で苔に覆われた滝をじっくり鑑賞・撮影したいと思います。

Ｄ３００、SIGMA12-24D F4.5-5.6 DG HSＭ