寺院(23):宮崎県高千穂町・天岩戸神社①(2013年5月27日撮影)2013年06月21日

 県道7号線を南下して高千穂町中心街より7km程手前を左折すると「天岩戸神社・西本宮」があります。古事記・日本書紀に記されている天岩戸神話を伝える神社です。

 古事記・日本書紀には、天照大神(アマテラスオオミカミ)は弟の須佐之男命(スサノオノミコト)の乱暴に怒り、天岩戸に籠られた事が記してあり、その天岩戸(洞窟)を祀る神社と伝えられている。

  「天岩戸(あまのいわと)」とは、日本神話に登場する、岩でできた洞窟です。天戸(あまと)、天岩屋(あまのいわや)、天岩屋戸(あまのいわやと)ともいい、「岩」は「磐」あるいは「石」と書く場合もある。 太陽神である天照大神が隠れ、世界が真っ暗になった岩戸隠れの伝説の舞台です。

  「天安河原」とは、 天岩戸神社西本宮から岩戸川に沿って徒歩で約10分、天照大神が岩戸にお隠れになった際天地暗黒となり、八百万(やおよろず)の神がこの河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟。以前は社のみがあり信仰の対象となっていたが、いつのまにか祈願を行う人たちの手によって石が積まれていくようになった。現在では無数にある積まれた石が天安河原の神秘的かつ幻想的な雰囲気を一層引き立てている。








D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007