建造物(16):富山県立山町・黒部ダム②(2013年10月7日撮影)2013年10月09日

 一眼レフD100を買った10年前に家族旅行で立山黒部アルペンルートに行きましたが、前日に「黒部ダム」の放水が終わっていました。最近、遠出しておらず、「黒部ダム」の放水が15日までなので家内に勧められ、連続発生する台風の合間に出かけました。心配していた空模様は黒部湖の写真のように一面青空の快晴です。放水の霧には虹が掛かっていました。
 長野自動車道・安曇野IC(旧豊科IC)で下りて一般道を扇沢駅まで、ここから「黒部ダム」までは関電トンネルトロリーバス(15分)で行きます。









D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007

山・高原(9):富山県立山町・黒部平①(2013年10月7日撮影)2013年10月10日

 真上から放水を眺めたりして黒部ダムの上を歩いて対岸の黒部湖駅にたどり着きました。黒部湖駅(標高1455m)からは地中を通る黒部ケーブルカーで標高差400m、最大傾度31度、距離800m先の「黒部平(標高1828m)」まで上がりました。2つのトンネルを通って、また黒部ダムを合わせて、このような高山での長期に渡る大工事は非常に大変だったと思う。
 「黒部平」は次の立山ロープウェイに乗り継ぐ小さな中継展望所でした。ここでは少し間近に立山連峰の早い紅葉と下の方には黒部湖を眺めることができました。





D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007

山・高原(10):富山県立山町・大観峰①(2013年10月7日撮影)2013年10月11日

 
 「黒部平駅」からは途中に支柱が1本もない「ワンスパン方式」という工法で作られた「立山ロープウェイ(距離1.7km、7分」で立山(大汝山)中腹にある「大観峰駅(標高2316m)」に上がりました。「大観峰駅」は断崖絶壁にせり出すようにして建っているので、屋上展望台以外では外へ出ることはできず、実質乗り換え専用駅となっています。しかし、駅の屋上展望台から一望する黒部湖や後ろ立山の大パノラマは、アルペンルート屈指の美しさです。






D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007

山・高原(11):富山県立山町・室堂①(2013年10月7日撮影)2013年10月12日

 「大観峰」からは立山の中に造られたトンネル内を走行する、日本最高所を走る「立山トンネルトロリーバス」で立山の富山県側出口「室堂駅」にたどり着きます。駅から出ると、今まで通ってきた「黒部平」や「大観峰」の断崖とは違って広大な高原「室堂平」です。
 立山黒部アルペンルート内の最高所に位置する「室堂」は、観光と登山の拠点として賑わい、この日も多くの人が来られていました。高原遊歩道を散策し、最後に「みくりが池」を観て室堂駅に戻りました。更に乗り物で進むと「宇陀ケ原」を経由して富山駅に至るのですが、ここから来たルートを下って扇沢駅に戻りました。






D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007

里山(21):長野県安曇野市・大王わさび農場①(2013年10月7日撮影)2013年10月13日

 「黒部ダム」から国道147号線で長野自動車道に戻る途中、安曇野ICの少し手間の左側に「大王わさび農場」があったので寄りました。15万平方メートルの日本一大きなわさび農場、わさび畑は北アルプスの湧水で栽培されており、農場内の小川やわさび畑間には豊富な湧水が流れていました。
 農場内には散策路があり、売店や食事処が要所に設けられています。わさび畑は奥深く続いており、その大きさは計り知れないほどです。日射しの強い場所では日よけが掛けらえています。
 入り口近くの散策路のそばには三連水車があり、わさび農場の田の横にはいくつもの双体道祖神がありました。
 翌日、台風24号が近づいていましたが午前中は晴れの予報だったので、塩尻市の「高ボッチ高原」へ向かったのですが、高原への脇道は大雨の影響で山崩れが発生して通行止めになっていました。
天気がよければ北アルプスの山々、諏訪湖、小さな富士山の景色を楽しめるのですが残念でした。
脇道から降りた頃には黒い雲が出始めたので帰路につきました。








D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007