湖・池(25):岐阜県揖斐川町・徳山ダム湖①・塚白椿トンネル駐車場(2016年6月1・2日撮影)2016年06月03日

 写友EX-5メンバー5人で岐阜県の徳山ダム湖へ撮影に出かけておりました。32年前に映画「ふるさと」の舞台になったダム造成により水没した旧徳山村があったところです。
揖斐川をせき止めてダムが建設され、2007年に完成した日本一の総貯水量を誇る人工貯水湖です。最初の撮影ポイントは、トンネルの多い国道417号線を進み、徳山ダムを通過してその先にある3300mの長い塚白椿トンネルを出た左側の駐車場(トイレ有り)です。
 初日は曇り空の下、強い寒風の中、夏服の薄着で震えながらの撮影でした。翌朝の天候回復を願っていたのですが、晴天の下、残念ながら寒風は同じでした。翌朝の橋の下だけは水面に映る枯れ木を撮ることができました。風が弱ければ湖面に枯れ木が映るのですが・・・・機会あれば紅葉の時期に出直しです。








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湖・池(25):岐阜県揖斐川町・徳山ダム湖①・冠山遠景ポイント(2016年6月1日撮影)2016年06月04日

 初日の塚白椿トンネル駐車場での撮影を終えた後、冠山の遠景ポイントへ向かいました。国道417号線は塚白椿トンネルまで道路整備されており、これより先は国道延長のトンネル工事中でした。ここから左手にある旧村道を進みます。途中に三叉路があり、右側の道は直接冠山に通じる冠林道(至 福井・越前)、左側の道は冠山の遠景ポイントに通じる塚林道(至 福井・今庄)です。左側の塚林道を進み小さな橋を4つ超えると遠くに冠山が見える地点(標高約800m)にたどり着きました。高所で寒いために今頃に藤が咲いていました。そして山の所々に害虫により枯れた杉が見られました。





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湖・池(25):岐阜県揖斐川町・徳山ダム湖①・ある谷間(2016年6月1日撮影)2016年06月05日

 冠山の遠景ポイントから来た道を戻り、三叉路から最初の橋を過ぎた所が新緑の谷間撮影のポイントでした。しかし、時期的に遅かったので既に新緑を過ぎていました。代りに渓流釣りをされている人がいたので撮らせていただいた。




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湖・池(25):岐阜県揖斐川町・徳山ダム湖①白谷(2016年6月1・2日撮影)2016年06月06日

 更に塚林道の三叉路を通過し、最初の撮影ポイントの駐車場も通過して国道417号線に入り、漆谷地区を過ぎたところで県道270号線に左折し、最初のトンネル(兵洞山桜トンネル)を出た橋の上が撮影ポイント(白谷地区)です。橋の両側下はダム貯水湖です。この場所へは両日訪れているのですが、晴天だった2日の朝に撮影した写真を載せています。



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湖・池(25):岐阜県揖斐川町・徳山ダム湖①夕陽の光芒(2016年6月1日撮影)2016年06月07日

 県道270号線から元の国道417号線に戻り、少し南下したところにある洞山鬼岩トンネルの手前が、春の夕陽ベストポイントなので太陽が沈むまでの待機です。この地点に午後5:30頃に着いたのですが、太陽が沈むにはまだ大分間がありました。ダム湖を前にして谷合に位置しているため寒風が非常に強く、時々車に防寒避難していました。上の写真は5:45頃で光芒が出だしたのですが、それ以後下の黒い雲に太陽は隠れてしまいました。今までの夕陽撮影ではこの時点で引き揚げているのが通常です。
 ところが撮影経験豊富なMYB氏曰く、「夕陽に焼けるかどうかは見えている雲の状態だけでなく、夕陽が沈んだのちの雲の状態にも左右される。故、日没後30分は待つように」と。何度も車を往復しながら西の空を観察していました。そして、午後7:00頃に今までに見たことがない下から噴火するような夕陽の光芒を撮影することができました。今回の撮影旅行での一番の収穫ではないでしょうか。



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