里山(15):南紀古座川流域&カヌー川下り初体験(2012年4月29・30日撮影)2012年05月01日

 GWが始まる28~30日、家内の里の和歌山県串本町古座へ行っておりました。この地域は南紀観光地になり、潮岬から那智勝浦・熊野にかけて多くの景勝地が続いているのでGWの期間中は観光・撮影に多くの人が来ています。何時もなら写真撮影に走り回るのですが、今回は甥の同伴指導の下、初心者用3時間コース(中崎スタート地点~ゴールまで約14km)の「カヌー川下り」を初めて体験しました。
 (レンタルカヌー紹介ホームページ : http://kokoza.com/ )

 古座駅から中崎スタート地点へ出発する前に、係員より安全注意とカヌー操作の説明を受け、ヘルメットと救命胴衣の安全装備をして出発します。GWが始まり、多くの家族・グループが「カヌー川下り」に来ていました。上流の出発地点まではカヌーを屋根に積んだタクシーで行きます。

 カヌーに乗り込んで川下りを始める前は少し不安でしたが、この日は快晴の下、緩やかな川の流れだったので初心者の我々家族にとっては一番の好条件でした。ただし、流れが少し速くなる瀬では何度か岸にぶつかり、転覆するかと思うことがありました。川の水はそれほど冷たくなく気持ちよいくらいで、川底が見える透明度はやはり清流だけのことはあると思いました。結果から思うと、万一の転覆を考えて一眼レフカメラを持ってこなかったのが残念でした。(写真のカヌーは翌日「一枚岩」と「滝の拝」を訪れた際、車道から撮影したものです。)

 川下りの中間地点の岸辺で、義姉さん達に車で運んでもらった昼食を摂りました。快い疲れと空腹で大変美味しかった。この日はほとんど風もなく青空の快晴の下で無事に古座駅近くのゴールに着きました。家族の皆はこの一両日に多かれ少なかれ身体のどこかに筋肉痛になっていると思います。今回の「カヌー川下り」は、説明指導通りにはなかなかうまく操作できなかったけれど、無理もなく非常に楽しい貴重な体験になりました。



<一枚岩> 
 延長500mにわたってそびえ立つ大岸壁で、高さは100mに達している。古座川の対岸から望むと視野いっぱいに岸壁を仰ぎ見ることができます。カメラ撮影では18mmの接眼レンズをオーバーするため歩道を100mほど移動して撮影しています。

 
 


<滝の拝>
 古座川の支流「小川(こがわ)」にあって、川床すべてが床岩で、大小様々な奇形の岩穴があり、中央に滝が流れています。非常にすぐれた地形景観を呈していることから、環境省日本の自然景観や和歌山県レッドデータブックに貴重な地形として選定されている。

 


D300、AF-S VR 18-200 F3.5-5.6