山・高原(12):奈良県吉野郡・大台ケ原①-2(2013年11月2日撮影)2013年11月04日

 「正木ヶ原」から400m進むと駐車場と「大蛇嵓」へ通じる三叉路の「尾鷲辻」があります。ここに小さな小屋があったので時刻は10:40でしたが空腹を満たすために持参の昼食を摂り、一休みしました。
 「尾鷲辻」から900m15分ほど歩くと神武天皇像のある「牛石ヶ原」に到着です。ほとんどの人がここにある休憩広場で昼食を摂っておられました。休憩済みの私はここを通過していよいよ「大台ヶ原」のシンボルになっている「大蛇嵓」へ進みます。
 「大蛇嵓」手前の登山道に似た遊歩道の右手遠方には滝と断崖絶壁があり、よく観ると絶壁にはロッククライマーの姿が見えました。時々、絶壁から落ちてロープに宙吊りになるのをヒヤヒヤしながら見ていました。
 次にシンボルの「大蛇嵓」に挑戦です。丸みのある一枚岩の「大蛇嵓」は滑りやすく、ほとんどの人が尻を落としたまま先端に移動するため大渋滞です。中には登り始めて怖くなり引き返す人もおりました。
 安全のために途中から落下防止用の鎖を持ちながら「大蛇嵓」先端へ進みました。ここからは前の視界が開け、すこぶる良好な展望でした。残念だったのは山の頂上は紅葉時期を過ぎて落葉時期になっていました。聞くところによると「大蛇嵓」の紅葉時期は10月中旬とのこと、次回にはこの時期に訪れたいと思います。
 「大蛇嵓」から「尾鷲辻」まで引き返し、左折れして駐車場に戻りました。駐車場からは道路の片側に駐車が1km程続いているおり片側通行規制でした。下山途中の道路脇から紅葉の撮影をしています。

                 「尾鷲辻」~「牛石ヶ原」の遊歩道

                   「牛石ヶ原」の神武天皇像

                     「牛石ヶ原」の休憩広場

                「大蛇嵓」の手前から右手に観える滝

                「大蛇嵓」の手前から観る断崖絶壁

                 断崖絶壁を登るロッククライマー

                「大蛇嵓」の手前は険しい岩道と坂道

                       「大蛇嵓」

                  「大蛇嵓」から観た下の景色

                  「大蛇嵓」から観た遠方の景色

              中道(尾鷲辻~駐車場)脇のきれいな苔

                大台ケ原からの帰り道の下山の紅葉

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