紅葉(29):京都市東山区・圓徳院①(2013年11月12日撮影)2013年11月13日

 ねねの道を挟んで「高台寺」と反対側にある「圓徳院」を次に訪れました。北政所ねねは、秀吉との思い出深い伏見城の化粧御殿とその前庭を山内に移築して移り住んだ。それ以来、大名、禅僧、茶人、歌人、画家、陶芸家等多くの文化人が、北政所を慕って訪れたと伝えられている。ねね58歳の時のことでした。
 これが今日の「圓徳院」の起こりです。ねねは77歳で没するまでの19年間この地で余生を送り、ここが北政所ねねの終焉の地となった。
 方丈内には、赤松燎画伯遺作の迫力ある障壁画「白龍」の他、襖絵が有りましたが撮影禁止になっていました。方丈の南庭、北庭の両方とも奥行きが狭いので撮影には広角レンズが必要でした。紅葉・ライトアップに再度訪れる時には持参したい。
 この後、「高台寺」ゆかりの名品・宝物が収蔵されている「掌美術館」に寄り、小雨がパラパラ、北風が非常に寒く感じられたので帰宅することにしました。往復距離だけで毎日の散歩距離に近い14.500になっていました。



                          南庭 
                           南庭

                          北庭


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