庭園(19):京都市東山区・東福寺方丈庭園①(2013年11月19日撮影)2013年11月20日

 「東福寺」の伽藍と通天橋の紅葉を見た後、通天橋の東側にある方丈庭園を訪れました。広大な方丈には東西南北に四庭が配置され、「八相成道」に因んで「八相の庭」と称する。禅宗の方丈には、古くから多くの名園が残されてきたが、方丈の四周に庭園を巡らせたものは「東福寺」の方丈のみである。作庭家・重森三玲によって昭和14年に完成されたもので、鎌倉時代の庭園の質実剛健な風格を基調に、現代芸術の抽象的構成を取り入れた近代禅宗庭園として紹介されている。
 方丈とは禅宗寺院における僧侶の住居であり、後には相見(応接)の間の役割が強くなった。

                        方丈庭園入口

                          東庭

                          南庭

                          西庭


                          北庭

D800、AF-S 28-300 f/3.5-5.6G ED VR