滝(32):群馬県沼田市・吹割の滝(2010年12月20日撮影)2011年01月07日

 今まで東名高速道路の御殿場ICには富士山撮影で何度か来ているが、ここから東京方面へ走るのは初めてです。東名高速道路から関越自動車道に直接つながっているものと思っていましたが、東名高速道路の終点東京ICから関越自動車道の始点練馬ICまで都内の一般道でした。関越自動車道の沼田ICで下りて国道120号線を進むと「吹割の滝」にたどり着きます。

 「吹割の滝」の前の店はどこも閉店でガランとしており、訪れる客も見当たりません。後で知ったのですが、通常なら冬場の12上旬~4月上旬まで積雪のため滝までの道は閉鎖のようです。幸いこの時は積雪なく滝まで行けましたが、滝までの道は所々凍って滑りやすい状態でした。出会った観光客は夫婦一組と5人連れの若者だけです。

 「吹割の滝」は、日本の滝100選にも選ばれ、利根川水系泙川にある高さ7m、幅30mの滝。奇岩が1.5kmに渡って続く吹割渓谷にかかる川床を割くように流れ、そこから吹き上げる様子からこの名が付けられた。水量が少ないのが残念でした。多分、雪解けの夏頃が一番水量が多く、迫力があるのでしょう。「吹割の滝」の川下にはもう一つの滝「鱒飛の滝」があります。橋を渡った対岸の山の中腹に滝を上から眺める展望台があるのですが、冬場のため通行止めになっていました。

 更に国道120号線を30kmほど進んで「裏見の滝」を訪れたかったのですが、時刻的に4時半の到着と足場の凍結を予想して中止にし、来た道を引き返しました。






                鱒飛の滝
D300、AF-S VR 18-200 F3.5-5.6