被害に遭われた方々に私たちができることを!2011年03月14日

 東日本巨大地震に被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 これまでに経験したことのないM9の巨大地震の津波で壊滅的な被害を受けられた現地の状況をTV放送で拝見して、その悲惨な状況に驚き、心を痛めております。時間の経過とともに被害の大きさが報道され、改めて地震から誘発される自然災害の猛威を知らされました。原子炉だけはこれ以上状況が悪化することなく静まることを祈る思いです。

 各外国で報道されている内容は、これだけ巨大な津波災害後の下でも暴動もなく冷静沈着に行動する日本国民に一様に驚いているとのこと。この報道を聞いて岬龍一郎著「日本人の品格」のまえがきに書かれている大正時代に来日したアインシュタインの言葉を思い出しました。

「日本人のすばらしさは、きちんとした躾や心のやさしさにある」
「日本人は、これまで知りあったどの国の人よりも、うわべだけでなく、すべての物事に対して物静かで、控えめで、知的で、芸術好きで、思いやりがあって非常に感じがよい人たちです」
「この地球という星の上に今なお、こんな優美な芸術・伝統を持ち、あのような素朴さと心の美しさをそなえている国民が存在している………」
「日本人が持っている、生活の芸術化、個人に必要な謙虚さと質素さ、日本人の純粋で静かな心、それらのすべてを純粋に保って、忘れずにいて欲しい」

 昨日のTV放送で家族を亡くし、一人残され泣き崩れておられるお母さんの姿を見て本当に心が痛み涙しました。

 被災された方々を少しでも元気づけるためにも、私たち国民一人一人が救済・復興支援のためにできうる手を差し伸べなければならない。