渓谷峡谷(7):徳島県三好市・大歩危小歩危①(2011年10月3日撮影)2011年10月16日

 「かずら橋」を観た後、少し戻って県道45号線~国道32号線を北上して「大歩危小歩危」に向かいました。
 「大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)」は、2億年もの時を経て、四国山地を横切る吉野川の
激流に結晶片岩が削られてできた渓谷です。この辺りは四国山脈を越える時に必ず通らなければならない場所で、崖が切り立ち、川の流れも速く、古くから難所として有名です。
 そこで、「大股で歩くと危ない」という意味で「大歩危」、「小股で歩いても危ない」という意味で
「小歩危」と呼ばれるようになりました。
 「大歩危峡」は、ごつごつした巨岩・奇岩が5kmも続き、その下流の「小歩危峡」は、岩の表情は穏やかですが、曲がりくねって流れが速いのが特徴です。



               大歩危峡

               小歩危峡


D700、SIGMA24-70D F2.8EX DG