紅葉(17):京都市左京区一乗寺・曼殊院①(2012年11月16日撮影)2012年11月19日

 また更に曼殊院道を約1.1km北側へ歩いて「曼殊院」を訪れました。
武田薬品工業の薬草研究所横の緩やかな上り坂を少し進むと「曼殊院」の勅使門に突き当たります。勅使門の両側には石垣と白壁が続き、石垣上の紅葉は白壁と色鮮やかなコントラストでした。院内は美しい枯山水の庭園です。

 「曼殊院」は、もとは比叡山に最澄が開いた東尾坊が始まり。「曼殊院」の門主は代々、北野天満宮の別当を兼務していた。平安後期に名称が「曼殊院」に改められた。この後、比叡山から御所の北側に移り、良尚法親王が門主になった明暦2年(1656)に現在の地に移転された。








D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007

紅葉(18):京都市北区鷹峰・源光庵①(2012年11月19日撮影)2012年11月20日

 この日も朝から風もなく晴天だったので洛北~洛西の紅葉めぐりに出かけておりました。最初に訪れたのが金閣寺北側の鷹峰地区にある「源光庵」です。
 「源光庵」は、京都市北区鷹峰にある曹洞宗の寺院です。1346年に創建された「源光庵」は、「血天井」や「悟りの窓」「迷いの窓」などでよく知られています。
 「血天井」は、伏見城の遺構で落城の悲劇を伝える自刃した時のものと言われている。
 「悟りの窓」の円型は「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現する。
 「迷いの窓」の角型は、「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦を表している。



               源光庵庭園

                      悟りの窓           迷いの窓


               駐車場の紅葉

D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007

紅葉(19):京都市北区鷹峰・光悦寺①(2012年11月19日撮影)2012年11月21日

 「源光庵」から200m西にある「光悦寺」を訪れました。
「光悦寺」は、京の北、鷹峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)を見渡す景勝の地にあります。石畳の参道はカエデの木に覆われて、まるで紅葉のトンネルのようです。境内に入ると丹念に手入れされた庭と点在する茶室があります。「光悦垣」と呼ばれるゆるやかな曲線の垣根を色づいた紅葉が覆う様は非常に優美でした。



                光悦垣


               本阿弥庵



D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007

紅葉(20):京都市北区衣笠・しょうざん庭園①(2012年11月19日撮影)2012年11月24日

 寝違いで首を痛め投稿を休んでおりました。
「光悦寺」から「金閣寺」へ南下したのですが、約800m位でしょうか「しょうざんリゾート京都」の入り口が有り、門前の看板に「日本庭園」と書かれていたので寄りました。
 「庭園」は、樹齢百年を超える北山杉が高く伸び、所々に点在する巨石、北山杉を背景にして楓の紅葉が広がり、やわらかく庭を覆った苔は石の上にまで這い上がっている情景です。園内を小さな川が流れ、所々に醤油樽を利用した小屋がありました。







D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007

紅葉(21):京都市北区金閣寺町・金閣寺(正称・鹿苑寺)③(2012年11月19日撮影)2012年11月25日

 清々しく素晴らしい青空、首の具合が良ければ必ず出かけるのですが無理せず在宅、車で出かければ渋滞に巻き込まれるだけとやせ我慢です。

 「しょうざんリゾート」を少し下がった所にある佛教大学の近くで昼食を摂ってから「金閣寺」に向かいました。今まで何度か「金閣寺」に来ていますが、紅葉の時期に訪れるのは初めてと思います。何時来ても観光客で溢れています。京都で「清水寺」に次いで「金閣寺」か「嵐山」が外国からの観光客が多いのではないでしょうか。





D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007