建造物(13):大阪市阿倍野区・「あべのハルカス」、「通天閣」①(2012年11月14日撮影)2012年11月14日

 昨日の雷・雨天から今日は寒い風が強く吹く冬入りの天候でしたが、私の好きな絵画展2ヶ所に出かけました。最初に少し遠方になりますが堺市立東文化会館文化ホールで「ジュディ・オング倩玉」ー木版画の世界展ーを観て、昼食後天王寺公園内にある大阪市立美術館で特別展「北斎」-風景・美人・奇想ーを観ました。
 
 「ジュディ・オング倩玉」の木版画には大変魅了されました。日頃、私が写真撮影している京都や奈良の風景が画材になっていました。銀閣寺・平等院・町屋・奈良の浮見堂などが力強く、かつ繊細に色鮮やかに描かれていました。
 「北斎」展には多くの人が鑑賞に来られていました。日頃、書籍などで目にすることが多いのですが、日本各地の美術館で所蔵されている多くの作品を集約して展示され、数え90歳までに幅広く活動したことが伺えました。

 「北斎」展を見た後、天王寺公園内から今話題のビル「あべのハルカス」を撮影しました。現在はまだ建造途中ですが、2014年には展望台、ホテル、オフィス、美術館、百貨店を備えた地上300m日本一の超高層ビルとしてオープン予定です。
 またこの天王寺公園からは「通天閣」も観えます。この後、大阪駅で降りて「梅田スカイビル」の夜景を撮影しました。




D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007

夜景(19):大阪市北区・梅田スカイビル②(2012年11月14日撮影)2012年11月15日

 天王寺公園内の大阪市立美術館で「北斎」を鑑賞した後、大阪駅の北側にある「梅田スカイビル」に向かいました。前回は昼間の「梅田スカイビル」を撮影したのですが、その時に思いついたのが夜の撮影でした。
 ビルの下では11月16日から始まる「第20回ドイツ・クリスマスマーケット大阪2012」の設営が行われていました。クリスマスツリーの試験点灯中だったので撮影ができました。



D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007

紅葉(14):京都市左京区一乗寺・金福寺①(2012年11月16日撮影)2012年11月16日

 昨日の寒さから一変して、今日は日本全体が高気圧に覆われ、風もなく暖かい青空の天候になりました。少し早いかもしれないが京阪電鉄出町柳駅より叡山電車一乗寺駅で下車して紅葉めぐりを行いました。最初に訪れたのは2番目に訪れる「詩仙堂」の少し南にある「金福寺」です。
 この寺には与謝蕪村の墓所があり、松尾芭蕉が滞在したとされ、芭蕉を敬慕する与謝蕪村とその一門によって再興された「芭蕉庵」があります。








D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007

紅葉(15):京都市左京区一乗寺・詩仙堂①(2012年11月16日撮影)2012年11月17日

 次に徒歩500mの北側にある「詩仙堂」を訪れました。こちらは「金福寺」と違い訪れる観光客で溢れていました。
 「詩仙堂」は、徳川家の家臣であった石川丈山が隠居のため造営した山荘です。名前の由来は、中国の詩家36人の肖像を掲げた「詩仙の間」による。肖像は狩野探幽によって描かれ「詩仙の間」の四方の壁に掲げられている。
 「詩仙堂」は正確には凹凸窠(おうとつか)という。凹凸窠とはでこぼこの土地に建てられた住居の意味であり、建物や庭園は山の斜面に沿って造られています。








D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007

紅葉(16):京都市左京区一乗寺・圓光寺①(2012年11月16日撮影)2012年11月18日

 更に北へ徒歩300mの「圓光寺」を訪れました。この頃には暖かくなりコートもいらないほどです。風もなく栖龍池に写る紅葉が非常にきれいでした。




                前庭

                                          水琴窟

               敷紅葉

               栖龍池

               十牛之庭

D800、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD A007